1:25,000火山土地条件図「樽前山」
国土地理院は、平成12年12月1日に2万5千分1火山土地条件図「樽前山」を刊行しました。(記者発表資料はこちら)。
本図は、支笏湖の南側に位置する樽前山とその周辺を一図葉に収めたものです。樽前山は有史時代に40回以上の噴火活動をしていますが、樽前山周辺には新千歳空港や道央自動車道、室蘭本線など北海道の重要な交通基盤があり、噴火によって受ける経済被害は多大なものになると考えられています。また、7合目まで車で行け、山頂まで比較的簡単に登れるため、年間約10万人が登山をしていることから、火山活動に関する基礎的情報の普及が不可欠です。
本図からは、支笏カルデラ形成時の噴出物による地形や、有史時代の火山活動により形成された地形、その後の浸食・堆積作用により形成された地形など、過去の活動により形成されたこの地域の土地の成り立ちを読み取ることができます。裏面には「樽前山周辺の地形概要」、「樽前山の形成史」など、表面の解説や樽前山についての情報を掲載しています。火山活動により生じる被害の予測や噴火の際の防災対策立案、地震災害対策、土地保全・利用計画立案や各種の調査・研究、教育のための基礎資料として、あるいは地域や郷土の理解を深めるための資料としても活用できるものと考えています。
2万5千分1火山土地条件図「樽前山」の一部

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