国土地理院では、科学技術・学術審議会が建議した「地震及び火山噴火予知のための観測研究計画の推進」に基づき、火山噴火予知や防災対策の基礎資料となる火山基本図と火山土地条件図の作成を行っています。

整備する火山は、火山活動度による分類においてランクA、Bに分類された火山を対象にしており、これまでに火山基本図は33火山、火山土地条件図は19火山を整備しています。


火山基本図は、現在活動中の火山や将来活動が予想される火山などを対象に、縮尺が1/5,000または1/10,000で作成されています。精密な地形が表示されているため、噴火時の防災計画、緊急対策用に利用されているほか、火山の研究や火山噴火予知等の基礎資料としての活用が期待できます。

また、火山基本図に描かれている等高線をベクトル化したデータから計算によって求めた数値標高モデル(DEM:Digital Elevation Model)データを数値地図10mメッシュ(火山標高)や基盤地図情報(数値標高モデル)10mメッシュ(火山基本図)として提供しています。


火山土地条件図は、火山災害の予測や防災対策立案のための基礎資料を提供するもので、その縮尺と表示内容は地域によって多少異なりますが、縮尺1/10,000~1/50,000で過去の火山活動によって形成された地形や噴出物の分布(溶岩流、火砕流、スコリア丘、岩屑なだれ等)、防災関連施設・機関、救護保安施設、河川工作物、観光施設等をわかりやすく表示しています。

このような特徴を持つ火山土地条件図は、噴火の際の防災対策立案以外にも、地震災害対策、土地保全・利用計画立案や各種の調査・研究、教育のための基礎資料として、あるいは地域や郷土の理解を深めるための資料としても活用できます。

また、火山土地条件図に表示された火山地形分類データをJPGIS2.1(GML)形式で符号化したXML文書ファイルとShapeファイルで提供しています。

火山基本図と火山土地条件図との違い

火山の地図の種類

火山の地図の閲覧

火山地形分類データファイル

数値地図10mメッシュ(火山標高)

各種デジタルデータ

火山基本図と火山土地条件図の
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