ISCGM第5回会合が、1998年11月20日にオーストラリア、キャンベラのハイアットホテル内、グリフィンズラウンジで開催された。AUSLIGが主催する本会合に30名が参加した。
会合の最初に委員長の選挙、新しい委員の承認など、運営上の事項が討議された。米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校のジョン・E.エステス教授が委員長に再選され、マジッ氏が副委員長、永井信夫氏が事務局長、村上広史博士が副事務局長に指名された。カナダリモートセンシングセンターのロバート・オニール博士がフランソワ・フォーシェ氏がロバート・オニール博士の、オードナンス・サーベイのジェフリー・ロビンソン博士がデイビッド・ラインド教授のそれぞれ後任になることが発表された。南極研究科学委員会(SCAR)測地・地理情報作業部会(WG-GGI)委員長のドゥルー・クラーク氏と多目的ヨーロッパ陸地関連情報ネットワーク(MEGRIN)理事長のクラウド・ルゼ氏が新しい委員に承認された。金窪敏知博士が顧問を辞し、ICA会長のマイケル・ウッド博士が新しい顧問に任命された。
続いて、ISCGMの活動、3つのワーキンググループ、「ISCGMの規約」など、様々な事項についての報告や討議が行われた。ISCGMの最近の活動報告のなかで、国連統計部長のハーバーマン氏は、ISCGMによる地球地図プロジェクトへの参加呼びかけの書簡を国連の推薦状とともに国家地図作成機関の長に送ったことを明らかにした。これはISCGMの重要な功績として注目された。
仕様に関するワーキンググループの活動では、バージョン1、バージョン2と発展してきた地球地図仕様案のバージョン3が提出され、委員会で採択されて地球地図仕様バージョン1.0と名付けられた。最後に本会合の成果として次ページに掲載の決議がまとめられた。
次回の会合は1999年7月24日に英国ケンブリッジにおいてケンブリッジ会議の直後に開催される予定です。
地球地図国際運営委員会(以下、「委員会」という)第5回会合は、1998年11月20に開催された。前回の会合で整備された仕様案とアクションプログラムを基に、委員会では西暦2000年までの地球地図整備に関する討議を深め、次のとおり決議した。
第3回全地球空間データ基盤会議(GSDI)会議は1998年11月17日から19日まで、オーストラリアのキャンベラで開催された。アジア太平洋地域GIS基盤常置委員会(PCGAIP)が本行事の主催者である。オーストラリア測量土地情報グループ(AUSLIG)がPCGIAPの代表として本会議の組織運営にあたった。
本会議の主要な目標は、テーマである「GSDIのための政策的及び組織的枠組み」に要約されている。米国ノース・カロライナ州知事科学技術上級顧問ならびにGSDI運営委員会委員長のジェーン・スミス・パターソン女史は、GSDIのための「組織としてのの核」を設計し設立することに焦点をおくと強調して、参加者が世界中の空間データ基盤の取り組みを努めて理解し、GSDI構想を発展させ続けるよう求めた。
本会議には80名の参加があった。最も喜ばしいことは、世界中の国々から各界の参加があったことである。海外からは、カナダ、中国、コロンビア、イングランド、フィジー、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、インド、インドネシア、イラン、アイルランド、日本、マレーシア、ニュージーランド、北部アイルランド、スコットランド、南アフリカ、オランダ、米国の代表がキャンベラに集まった。また、国連の代表や開催国のオーストラリアからの多数の参加 があった。
PCGIAP会長のアブドゥル・マジッ・ビン・モハメド氏が代表団をキャンベラに迎えた。マジッ氏は、会議の始めにおいて楽観的であり、関係者を励ましたが、それが十分に根拠に基づいていることが以後の日程における参加者の多大な貢献により証明され、参加者の努力により、GSDI構想と関連の活動に良い進展があるであろう決議がなされた。
オーストラリア連邦政府の産業・科学・資源担当政務次官のワレン・エンツ議員閣下は会議を開会するとともに、オーストラリア空間データディレクトリ(ASDD)のサービス開始を宣言した。
招待発表者とパネリストが行った主な課題発表は次の通りです。
「全地球空間データ基盤の枠組みに向けて」と題する論文がヨーロッパ地理情報全体機関(EUROGI)会長のマイケル・ブランドにより発表された。GSDIを進めるためにいくつかの示された組織的枠組みごとのメリット等、このレポートで取り上げられた課題が、その後参加者により討議された。最終セッションでは勧告と決議が討議された。
オーストラリア産業・科学・資源局局長のラッセル・ヒギンズ氏は発表の中で、GSDIの実現が地球規模の経済の発展と社会の安寧に大きく貢献する可能性を持つと強調した。
GSDIを支える地域的、国際的な取り組みの重要な役割が会議中に述べられるとともに、全地球モデルの整備において取り組まなければならない隔たりが世界中にあることが明確に理解された。
本会議の発表、まとめ、決議が下記のGSDIホームページに掲載されている。
http/www.eurogi.org/gsdi/index.html
オーストラリア測量土地情報グループ局長のピーター・ホランド氏は、2000年の南アフリカにおけるGSDI会議まで、運営委員会議長の任にあたる。
第3回GSDI会議に合わせて、以下の会合が開催された。
また、会議の後にGSDI技術作業部会のプラン作りのための会議が開催された。
建設省国土地理院と科学技術庁の主催による地球地図に関する国際ワークショップが、1999年3月2日(火)から4日(木)までの3日間、つくば市で開催される。
このワークショップには、アジア地域の地球地図データ整備のために、アジア諸国の地図作成機関の専門家が招待される。日本側からは関係機関の研究者が参加する予定です。
ワークショップの初日には、地球地図の詳細と利用が発表され、参加者は技術上の障害となるものやその障害の解決法、地球地図整備実施上の課題、研究開発の目標について討議を行う予定です。
以下は地球地図及び関連の会合予定です。関連の会合についての情報を歓迎します。"*"印の会合は、後日正式な確認がなされます。
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